働く人の1日

畑 惟貴

専門医試験突破に
向けて
まっすぐ頑張る
麻酔科の専攻医

畑 惟貴

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仕事の内容

手術麻酔が日々の業務の中心です。担当患者さんの術中麻酔はもちろん、術前・術後の診察を行うなど全身管理に携わります。麻酔のプランを考えることもあります。麻酔導入から覚醒まで非常にスムーズに運び、痛みや嘔気もなく帰室された患者さんが、帰室後もとくに問題なく穏やかに過ごされていたときは、本当にうれしかったです。

教室の魅力

当教室に在籍されている先生方は穏やかな人が多く、教室全体が和やかな雰囲気です。分からないところや疑問に思ったことも詳しく丁寧に教えてくださるので、質問しやすくて助かっています。
生活リズムを整えやすく、プライベートな時間を確保しやすいのは、麻酔科の魅力のひとつかもしれません。教室の先生方にもプライベートを大切にしている人が多いように思います。私自身の休日も、生活リズムを崩さないよう心掛けながら、朝起きて散歩したり、気になる場所に出かけたりして、のんびり過ごすことができています。

教室の魅力

今後の目標

さまざまな診療科がある中で麻酔科を選んだのは、縁の下の力持ちといった感じで、目立たずとも医療や患者さんを支えるための大きな力があることにかっこよさを感じたから。実は、その想いは今も大切に持っています。
麻酔科学教室では今年、先輩方が全員、専門医試験に受かっていました。だから、まずは日々、勉強と経験を重ね、専門医試験合格を目指す。当面の最大の目標です。

今後の目標
ある1日のスケジュール
7:30
出勤
その日の手術のため麻酔器などを準備
8:00
朝のカンファレンス
8:30
麻酔をかける
術前・術後の回診を行う
17:30〜
退勤
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矢持 祥子

子育てにも仕事にも
誠実に向き合う
ワーキングママ

矢持 祥子

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仕事の内容

主に手術麻酔に従事しています。日々の診療の中では緊張を伴う場面もありますが、麻酔や手術を終えた患者さんに安堵の表情が見られたときの達成感は大きいもの。多角的な視点でアプローチする周術期の麻酔管理も、とてもやりがいのある仕事です。臨床実習の学生さんや初期研修医の先生がローテートされた際には、一緒に麻酔を担当しながら教育や指導を行うこともあります。

教室の魅力

麻酔科には、集中治療やペイン・疼痛緩和など手術室での麻酔管理のほかにも幅広い分野があります。それぞれの先生方との接点が多く、患者さんの周術期管理や診療における疑問などを相談しやすいことも、当教室の大きなメリットです。
また、お互いに協力し合いながら、患者さんにとってより良く安全な医療をお届けしようという空気感があり、働きやすく雰囲気のよい職場です。先生方のサポートもあり、子育てしながらでも働き続けやすい環境でもあります。プライベートも大切にされる先生方が多い印象で、仕事以外にも子育てや趣味のことなどもよく相談しています。

教室の魅力

今後の目標

当院は、院内保育やベビーシッター利用の補助、院内の病児保育利用など、病院全体として子育てを支援する制度が充実しています。これらを利用しながら育児と仕事の両立をはかり、産科麻酔、小児麻酔や区域麻酔など、それぞれの領域における知見をさらに深めていきたいと思っています。
患者さんの治療経過の中で麻酔科医が携わる時間はほんの一部です。だからこそ、患者さんがより安心して手術に臨めるようなコミュニケーションを心がけ、前向きに治療を続けていくサポートができるような麻酔科医を目指しています。

今後の目標
ある1日のスケジュール
7:45〜8:00
出勤麻酔の準備、術前カンファレンスなど
8:30
手術室において入院患者へ麻酔を行う 1日の担当は1~3症例ほど 日中の緊急手術を担当することも
17:00
退勤 時間外までかかる症例の引き継ぎ
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北口 菖子

日々研鑽を重ねながら
目指すは
集中治療専門医

北口 菖子

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仕事の内容

1週間のうち、ICU、手術室を勤務日で振り分けて勤務しています。研修医時代に全身管理をする面白さや興味深さを教えていただき、選んだ麻酔科の道です。同じ頃、治療で苦戦した集中治療も、いつか学びたいと思っていました。当院のICUは2交代制です。指導医のもとで、集中治療医として必要な診断・治療や手技(エコー・カテーテル挿入・気管ファイバーなど)の研鑽を行っています。ローテートしてきた学生や研修医の指導も行います。

教室の魅力

当院は学生時代にお世話になって母校であり、とりわけ麻酔科学教室は医局員としても愛着のある教室です。医局にはさまざまな出身の先生方が在籍されており、多様な考え方を学ぶことができるのが魅力なのだと思います。
麻酔科には幅広い分野があり、集中治療はその1領域。幅広い知識をもとに急性期・多臓器管理を行い、同時にさまざまな診療科や多職種とのコミュニケーションを図りながら、集約的な診療を行うことが求められています。当院のICUは術後管理が多く、一歩先を見据えた全身管理を意識して行うなど、多くの学びがあります。

教室の魅力

今後の目標

麻酔科専門医を取得して、その後のキャリアプランを考えようかなと思っているときにICUへの配属が決まりました。もともと興味のあった分野でもあり、まずは集中治療専門医を取得しようと考えています。集中治療専門医を目指す中で、自分の興味のある領域を模索しながら、臨床研究にも取り組もうと奮闘中です。
また当院では小児心臓外科の症例も多く重ねています。子どもたちの命に携わる重い領域ですが、将来的にはPICUで小児心臓外科の術後管理についても学んでいきたいと考えています。

今後の目標
ある1日のスケジュール
8:30
出勤ICUカンファレンス(主科・多職種の合同カンファ) 以降、ICU病棟業務 曜日ごとにICUミーティング、栄養カンファレンスなどがある
17:30
当直引き継ぎ 退勤
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